こんにちは、くじら整体院です！

 

寒暖の差が激しいですね。

 

以前寒さを感じた時に衣替えをしてしまったのですが、早まった気がします（笑）

 

さて、今回は肩甲骨の痛みでご来院いただいた患者さんの話をします。

 

紹介で来ていただいた患者さんなのですが、少し前から肩甲骨に痛みが出ているそうです。

 

その方の症状としては、

・水泳（競泳）をして、そのあとに痛みが出る。

・夜寝ていても痛みで目が覚める。

・ストレッチなどをしているが効果が感じられない

などがありました。

 

運動を定期的にしている方はストレッチもしっかりやっていて、関節の可動域が十分動いているように見える場合が多いです。

 

特に水泳などは肩甲骨や肩を大きく使うので、今回の患者さんも可動域はとても広かったです。

 

しかし、歪みはありました。

 

身体の歪みのチェックをするときに、関節（今回は肩甲骨）の可動域が広くて柔らかく見えると「異常がなさそう」に見えてしまいますが、可動域の限界から「アソビ」があるかどうかを見ることが大切です。

 

この「アソビ」とは、身体の余力を表しています。

 

限界まで来たときにもう一声いけるか、それともそこまでしかいけないのかを見ていきます。

 

「アソビ」があれば歪みも少ない。「アソビ」が無ければ歪みが多い。

 

今回の患者さんも肩甲骨の可動域は広かったですが「アソビ」がなかったので歪んでました。

 

そのことを認識してから施術に入ると施術後の違いをしっかり実感できるようになります。

 

４日後に２回目の施術に来ていただいたのですが、その日まで夜に肩甲骨が痛くて目が覚めることはなかったそうです。

 

柔軟体操が柔らかい方や関節が良く動く人は「健康的」に思えますが、歪みは別物。

 

歪みをしっかり見極めて本来の健康な状態にしていきましょう☆

 

 

 

 

2016年10月21日