こんにちは、くじら整体院です！

 

今日来た新規の患者さんは首と腰の痛みがありました。

半年くらい前に捻挫をしてしまい、歩いたりしゃがんだりするときにかばった動きをしていたら、

腰痛と首の痛みが出始めたそうです。

 

どこかをかばって別な部分が痛くなる、というのは良くありますよね。

今では捻挫はそんなに気にならないそうですが、首と腰が何をしていても痛くてスッキリしない状態だそうです。

 

「どんな動きで痛みが強くなりますか？」と聞いても、

「じっとしていても痛いです」というくらいです。

 

では、どこから調整をしていくのか？

今回は、首や腰が痛いので、首と腰が悪さをしているのはもちろんです。

しかし、直接首や腰を痛めたわけではなく、かばった結果、痛みが出ているので、これは疲労の蓄積で痛みが出ていることが考えられます。

 

捻挫をした部分をかばうために、他の部位に負荷が加わることで、疲労します。

今回痛みが出たのは、この疲労が蓄積してしまったから、痛みが出るくらいまで悪くなってしまったと考えられます。

しかし、疲労が蓄積せずに、疲れてもちゃんと毎回、回復していれば痛みが出るほど悪くはならなかったはずです。

つまり、本当に悪い所は痛い所ではなく、疲労を回復できない身体の環境の方にあると言えます。

 

その為施術も、痛みのある首や肩ではなく、全体を通して内臓や骨盤の調整を行っていきました。

今回は施術後、腰痛の方はそんなに気にならなくなり、首は痛みは残っているが血が流れているような温かい感じになった、とおっしゃっていました。

 

慢性化した痛みは根強いので、なかなかすぐに痛みが消えるようなことは難しいですが、今後何回か調整していく中で、もっともっと元気になっていただけるように頑張っていきたいと思います。

 

2016年05月26日