こんにちは、くじら整体院です！

 

前回は便秘について話しましたが、今回はその続きです。

 

食べ物を口に入れて肛門から便として排出させられるまで、どのくらいかかると思いますか？

 

個体差はあるものの、口から肛門までは距離にして約9メートル。これを通過するのに約30時間かかります。

 

つまり、朝食べたものがその日のうちに便として出てくるわけではなく、昨日の物が出てきているわけなんですね。

 

食べ物はまず口で租借し、食道を通り胃に運ばれます。ここまでは約1分もかかりません。

 

胃に運ばれた食べ物は、胃液によって消化されたり、胃壁の動きによってこねられてドロドロになり、十二指腸に運ばれます。（胃での滞在時間は約3～4時間。胃液は強い酸性で一日約3リットル作られます。）

 

十二指腸で胆汁や膵液がさらに吸収しやすい形に分解します。また胃液の酸性を胆汁と膵液が中性に変えます。

 

十二指腸を過ぎた小腸内では分解された栄養の吸収が行われます。

小腸の長さは約5メートル。約8時間かけて栄養を吸収しながら大腸に向かっていきます。

 

大腸では主に水分の吸収が行われます。約２メートル。

 

徐々に直腸へ便が溜まり、一定量を超えると排出する流れになっています。

 

今回は通り道だけになってしまいましたので、次回は整体が便秘にどんな効果があるのかをご紹介していきたいと思います。

 

 

 

2018年08月16日