こんにちは、くじら整体院です！

 

暑い日が続きますね！

 

そしてオリンピックも熱い！！

 

寝不足には気をつけましょう（笑）

 

今日は座骨神経痛のような痛で、足をひきずってご来院いただいた患者さんのお話をします。

 

玄関から入ってくるなり、「先生、ダメです。」と一言。

 

腰痛はないけれども、お尻や股関節から足にかけてが痛み、いやぁ～な感じがするそうです。

 

仰向けやうつ伏せで調整をしている時も、施術している私が「お、だんだん緩んできたな」と思っていると

「あ～、痛い～。」と痛みが走ってしまう状態でした。

 

背骨や骨盤、股関節など、関節にゆがみがある部位をチェックをしながら調整していきましたが、

身体の緊張がほぐれると痛みが逆に出てしまうようで、困っていました。

 

施術後なのに「動けない、歩けない」という状態に。

 

悩みながら検査をしていくと、胃を触ってあげると歩きやすくなることが分かったので「胃」の調整をしていきました。

 

仰向けで調整していったのですが、その後「なんか動けそうな気がする」と言ってスッと立ち上がって歩いていました。

 

私としてはホッとしましたが、人間の身体ってホントに不思議です。

 

今回の状態を後付けで考えると、車の渋滞に似ています。

 

骨格や関節の歪みが解消されて血流が良くなっても、内臓という高速道路で渋滞が起こったままだと結局は前に進めない。

 

だから他のところにしわ寄せがきて、痛みが強くなったのではないか。

 

腰痛は腰を調整、ではなく身体を一つのユニットとして考えないといけないなと改めて思いました。

 

 

 

 

 

 

2016年08月10日