こんにちは、くじら整体院です！

 

先日、側弯症で悩んでいる患者さんがいらっしゃいました。

その患者さんは、左右の肩の高さやウエストラインの違いも気にされていましたが、

それよりも腰痛が辛いそうで、椅子に１０分も座っていられないそうです。

 

もともと、先天性（生まれつき）の側弯症なのだそうです。

では小さいころから腰痛だったのか？というとそうではなく、最近になって急に辛くなったのだそうです。

 

去年までは、定期的に通ってた病院でのリハビリも

「どこも痛くないのに、なんでこんなことやっているんだろう？」

と本人が思ったくらいの状態だったようです。

 

しかし、生活環境が変わってしばらくした時に、徐々に今回の腰痛が出てきたそうです。

 

問診時には患者さん本人も「側弯症なので、腰痛があって・・・」

とお話をされていました。

 

でも、ちょっと待ってください。

 

「側弯症だから腰痛が出ている」のであれば、子供の時から腰痛があるはずですよね？

でも今までは腰痛知らずできていました。

 

おかしくないですか？

 

つまり、側弯症が腰痛を引き起こしているのではなく、原因は他にある可能性が高い、ということです。

 

それが何か？はこれから徐々に患者さんと話をしていったり、施術をする中で見つけていきたいと思います。

 

実際に患者さんを施術してみて、ウエストラインには大きな変化は見られなかったようですが、

肩の高さや可動域が改善していて本人も驚いていました。

 

腰痛は、「痛みはまだあるけれど動かしやすくなった。ずっと重い感じがしていたのが軽くなった気がする」

とおっしゃっていました。

 

側弯症を治す、のではなく、身体を整える、ことを意識して今後も施術をしていきたいと思います。

 

 

2016年06月14日