「いつも疲れている感じがする」

「ずっと昔から凝ったまま」

「マッサージに行っても一日しか持たない」など、

 

自分の身体は疲れているのが当たり前。

そんなふうに感じたりしたことありませんか？

 

患者さんの中にも、施術をすると楽になるけども長持ちが出来ない人がいます。

「良い状態をキープできない程、体が弱っている」という事なのですが、

「ではどうすればいいのか？」というと、まずは生活習慣を振り返るのが良いでしょう。

 

先日、二回目の施術にいらした患者さんは初回時、慢性的に疲れていて座ってカウンセリングが出来ない状態でした。

「前回と比べてみて、体調はいかがですか？」

「前回はひどかったですが、今回の方がまだいいですね。でもあちこち疲れています。」

との事でした。

 

実際、身体の硬さは強いのでかなり疲れが蓄積されているようでした。

施術をしていくと硬い体が柔らかくなってくるのですが、まだ動きが悪かったり、痛みが残ったりしていました。

「普段何か気をつけたほうが良い事は無いですか？」

と聞いてくれたので、基本的ではありますが、食べ物の話をしました。

 

「甘いものを食べ過ぎたりすると身体は硬くなるんですよ」

と、チョコ―レートを使って実験してみると

「えぇ！私、毎日必ず甘いものを食べないと気が済まないんですよ！」

と素直に驚いていただけました。

 

このように、こちらとしては当たり前だと思っていることも、他の人からしたら知らない情報だったりする事があります。

今回は「食べ物の甘い物」の話をしてみましたが、睡眠や姿勢に関してももう一度調べてみたり、患者さんに状況を聞いてみると、新たなアドバイスや施術の参考になるかもしれませんね。

 

 

2016年04月07日