最近の患者さんの身体の歪みの原因として多いのが「免疫力の低下」です。

 

「最近、なんだか疲れている」

「だんだん腰痛が辛くなってきた」

「膝が痛くて階段が降りれない」

 

など症状としては様々です。

しかし、辛くなったきっかけは何かあるのか？と考えてもらったときに、

 

「特に痛めたわけではないけれど、だんだん辛くなってきた」

 

という患者さんが殆どです。

 

その場合、原因の多くは「身体の疲労」なのですが、

詳しく言えば「免疫力の低下による身体の疲労状態」が最近では増えているように思います。

 

 

３月から４月にかけて、季節外れのインフルエンザ（先日うちの息子もかかりました）や、

風邪、花粉の影響が多くなっています。

 

インフルエンザや風邪の菌やウィルス、花粉などのアレルギー物質が体内に入り込むと、

身体の中ではそれらを体外に出そうとしたり、処理しようと免疫力が働きます。

 

これらは私たちの意思とは関係なしに勝手に働いてくれるシステムです。

このシステム、とても便利は便利ですが、周りに菌やウィルスが多いと常に働きっぱなしになります。

例えるなら、留守中にも電気をつけっぱなしにしているようなものなので、

身体という家計にもダメージを与えてしまいます。

 

そのせいで、自分では気づかずに免疫力をフル回転させているので、

知らない間に疲れが溜まってしまい、身体のあちこちに辛さや痛みが出てしまうことになります。

 

対策としては、当たり前ですが、うがい、手洗い、マスクなど。

また、体を温めておくと体内の免疫力が高まります。

そして一番大事なのが、しっかりとした睡眠をとる事です。

 

皆さまが健康に毎日を過ごせますように☆

 

 

 

2016年04月01日