整形外科で椎間板症と診断された腰痛の患者さん
2016/03/23
腰痛で病院に行く際、たいていの場合は整形外科でレントゲンを撮ってくれます。
腰痛の方はご経験ありますよね?
そして明らかな異常が見られない場合は
「骨と骨の間隔が狭まっている」
「椎間板が少し出ている」
と、これらを腰痛の原因だと診断されることが殆どです。
確かに骨と骨の間隔が狭まることで痛みが出る場合もあるでしょう。
しかし、昨日腰が痛くなったから昨日狭まったかというと、事故でもない限り人間の身体そんなに急に変わる事はありません。
恐らく、もともと間隔が狭まってはいたけれど、痛みが出ないくらいで生活が出来ていたのでしょう。
そこへ、仕事や寝不足、暴飲暴食、ストレス、気候の変化などで体が疲労してしまい、
なんとか保っていた健康が保てなくなって、腰痛が出ている、という状態が今回のパターンの原因だと私は思います。
今日いらした初回の腰痛の患者さんは、
『慢性的に腰痛はあったが、2週間前から悪化してきた。
昨日は仕事を早退するくらいの激痛。
整形外科に行くと「椎間板症」と診断された。』
「2週間前に痛めた原因は思い当たりますか?」と聞くと、
「仕事が中腰なので、その蓄積ですかね。」との事でした。
このように極端に重い物を盛ったり、捻ったりしたわけでもないのに痛みが出てくるということは、
「中腰での仕事の疲れが、毎日ちゃんとリセットされずに溜まっていってしまう事」、
つまり「自分で疲労を回復できない事」が原因で腰痛が起こっていることが予想されます。
実際に身体を触っても力が抜けていなくてカチカチな状態でした。
これでは力が入ったまま寝ているようなものなので、疲れも蓄積されてしまうでしょう。
前屈や、後屈の動きをしてもらうと前屈で腰痛が出るようでした。
これを本人にも覚えてもらい、施術に入ります。
施術は、腰の痛い部分ではなく、身体の歪んでいる部分を見つけて調整していきました。
今回は内臓疲労が強かったので内臓からやっていきました。
その他の歪みをみても、腰より首や肩の方が歪みが強かったのでそちらを整えていきました。
結局、腰を直接調整することは無かったのですが、
全体の歪みを調整していくと、再度前屈をしてもらうと
「さっきよりも全然痛くないです!」と
床に指がつくようにもなっていました。
腰や肩が痛くても、身体の歪みを調整が出来れば、
そこから血流や治癒力が働いて身体を回復してくれるのだと、
実感できました。
くじら整体院
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住所:東京都調布市小島町2-46-1
TEL:042-449-6291
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2016年03月23日
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