雨の日に頭痛になる人
2016/03/09
今日みたいに雨が降っていると、なんとなく調子が良くない気がしてきませんか?
実際に、来院される患者さんも
「雨だと調子が悪い」
「痛みが強くなる」
「頭痛がしてしまう」
という方が多いです。
ではなぜ雨の日には体調が崩れてしまうのでしょうか?
原因を挙げるとすればたくさん出てきてしまうので、本日は内臓疲労を中心にお話をしたいと思います。
「雨が降ると内臓が疲労する?」
これだけではなんだかうまく結びつかないですね。
では雨は水なので、水分の調節をしてくれる腎臓をピックアップしてみましょう。
私たち人間の身体の水分がどのくらいあるか存知ですか?
人によって微妙に差が出たとしても約7~8割は水分でできています。
人間のほとんどは水分なんですね。
この水分は常に循環をしています。
栄養がたくさん含まれた血液が心臓から出発して身体の細部に運ばれます。
栄養を渡したら今度は老廃物を回収して戻っていきます。
その老廃物を回収した血液をまた綺麗な血液にリサイクルするのが腎臓の主な働きになります。
腎臓に運ばれた老廃物を含んだ血液の99%がリサイクルされてまた血管にもどり、残りの1%は尿として体外に排出されます。
これは腎臓の下水処理場としての働きです。
その他にも血液の中の塩分濃度の調整も行っています。
例えば、しょっぱい物を食べ過ぎると血液の中の塩分が濃くなります。
すると身体は塩分をいつもの濃さに戻したいので血液の中の水分量を増やそうとします。
具体的は外に出す水分(オシッコや汗、等)を減らして、身体の水分を増やします。
また逆に塩分が血液中から足りなくなると、逆に身体からいつもより水分をだして、塩分濃度を濃くする働きがあります。
でも、自分では「今日はしょっぱい物食べ過ぎたからオシッコ作るのやめよう」とか考えて出来ませんよね?
このように、自分で考えなくても出来ているのは「自律神経」の働きによります。
雨で湿度が高ければ、それに合わせて体内の水分量も変えないといけない。
天気が良くて暑ければ、汗をかいて身体を熱から守らなければいけない。
このように自律神経というシステムが私たちを常に健康な状態に保とうと「全力」で頑張って働いています。
だから疲れちゃうんです。
自律神経が疲れてしまうと今まで保ってた身体のバランスが崩れ、色々な症状が起こってしまいます。
なので私たち自身も天気、気温、食事、睡眠などを気を付けてあげないと、
自律神経のシステムだけでは間に合わなくなっていまします。
雨一つにしても、体を疲れさせてしまう一つの原因になることに少し目を向けてみて下さいね。
くじら整体院
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住所:東京都調布市小島町2-46-1
TEL:042-449-6291
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2016年03月09日
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