肋骨の骨折による痛みの緩和
2016/02/29
肋骨を骨折したことはありますか?
実は、私も経験者です。
というのも患者さんの中に「以前、肋骨を骨折して骨はくっついたのにまだ痛い。」
というケースがありましたので、その経過を載せたいと思います。
Aさんのケース
まず、半年ほど前にスポーツをしていて、相手とぶつかって左の胸の下あたりの肋骨を骨折しました。
病院でレントゲンを撮って診断してもらい、一か月ほど安静にして、骨がくっついてから徐々にまた運動を始めたそうです。
しかし、骨はくっついてレントゲン上は問題がないですが、Aさん本人として「まだ触ると痛いし、相手とぶつかったりするとやはり痛い」
とおっしゃっていました。
このように、病院でレントゲンや検査をうけて問題はなくても痛みや症状が出ることは多々あります。
今回は外部からの強い衝撃が加わって起こった問題だったので、
①骨はくっついても歪んでくっついているかもしれない
②骨以外の筋肉や骨を包んでいる膜に問題が残っているかもしれない
③肋骨以外の問題が影響しているかもしれない
・・・などいくつか考えられたのでAさんに確認しながら調整をしていきました。
施術としては、
骨折があった肋骨のことは考えず、今ある身体の歪みの調整から始めました。
すると、筋肉の緊張感や関節の可動域は改善していきましたが、実際に肋骨を触ってもらうとその痛み自体には変化はなかったようです。
なので今度は痛めた肋骨周辺で緊張や歪みがないかチェックしてみると、横隔膜が硬くなっていたのでその調整をしていきました。
その後、Aさんにまた痛みがあったところを触ってもらうと「あ、だいぶ変わってますね」と変化があったようです。
今回のように、身体はいろんな要素でできているので、「骨に問題がないから大丈夫」というわけではありません。
もちろん今後はちゃんと折れていた肋骨の調整も必要になりますので、次回に機会があればご紹介したいと思います。
ちなみに私はなぜ肋骨を骨折したかというと、
1回目・・・咳のし過ぎ。なぜか咳が止まらなかった時期があり、咳をし続けて折れました。
2回目・・・バスケットの試合中に相手との接触で折れる。
折れると腹筋に力が入る動作が痛いし、うつ伏せで幹部が床につくときが激痛でした。
皆さんも怪我には気を付けてくださいね!!
くじら整体院
http://kujirachiro.com/
住所:東京都調布市小島町2-46-1
TEL:042-449-6291
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2016年02月29日
----------------------------------------------------------------------
くじら整体院
〒182-0026
東京都調布市小島町2-46-1 KMビル405
電話番号 : 042-449-6291
----------------------------------------------------------------------