こんにちは、くじら整体院です！

 

今回は「背中が痛い」と悩んでいた患者さんのお話をします。

 

２０代の男性の方で、右の肩甲骨の内側が３か月前から急に痛くなったのだそうです。

 

「原因は何かないですか？」と聞いてみると、「歩いていたら急に痛くなってきた」ということだそうです。

 

まずは整形外科に行ってみると「頸椎捻挫」と診断されたそうで、痛み止めの薬をもらったのですが痛みは変わらなかったそうです。

 

その後、筋肉に直接注射（何をしたかは覚えてないそうです）をしたのですが、これも効果がなかったようです。

 

そこで整形外科をやめ、鍼治療に変えたそうですが、これもあまり効果が感じられなくて今回当院を探してくれたそうです。

 

では、実際にこの男性に施術をしてみてどうだったかというと、二回施術を行いましたが背中の痛みは減少したそうです。

 

初回時、私は「痛みが出ている部分に直接注射をしても効果がなかったのなら、これから身体の歪みを調整して血行が良くなってもすぐには痛みが引くことは可能性としては低いと思いますよ？」と確認をとってから施術に入りました。

 

身体の状態を見てみると、右の背中がパンパンにはっていました。

 

本人もそのはりが痛いようです。

 

そして、歪みのサインを見ていくと内臓機能が低下していて少し風邪気味になっていました。

 

本人としては風邪の症状などはなかったそうですが、内臓を調整をしてみると背中のはりが緩んだそうで、

 

「なんか治ったかも・・・」と本人の口からぽろっと漏れていました。

 

初回の施術が終わった時は、だいぶ痛みが弱まったようでこちらとしても予想外の状態でした。

 

二回目にご来院いただいたときに「あれからどうですか？」と聞いてみると

 

「来た時よりかはだいぶ楽だが、まだ痛みは残っている」という返答でした。

 

「じゃあ今回でもう少し楽になるといいですね」といって施術をスタートしました。

 

二回目も背中よりも身体全体の歪みを調整していきました。

 

しかし、前回から日にちがそんなに開いていないのでバランスが良い状態がキープされていました。

 

それでも細かな歪みをチェックして調整していきます。

 

二回目の施術後に「いろいろ調整していきましたが今回は背中の感じはどうですか？」と聞いてみると、

 

「う～ん、身体は楽になった気がするけど痛み自体は変わってないかな。」という状態でした。

 

 

結果、一回目の施術では痛みの減少が感じられたが、二回目の施術では痛みの減少は感じられなかった。

 

考察、おそらく背中の痛みが出ている部分に慢性的な負担がかかっているので、改善していくには血流の良い状態で時間（おそらく数週間～数カ月）が必要だと思われる。一回目に痛みが減少したのは、この慢性的な負担の上に、疲労や老廃物がプラスされていたので、痛みがより強く出ていたため、調整により血行が良くなっていくと、楽に感じたと思われる。

 

今後もしっかり改善のサポートをさせていただきます！

 

皆さんも、悪くなってから治そうとすると時間も労力もかかりますので、ある程度の定期的なメンテナンスで予防していきましょう！

 

 

2016年07月14日