座骨神経痛の意外な調整方法
2016/04/20
座骨神経痛とは、
お尻のあたりから腿の裏、ふくらはぎからかかとまでの坐骨神経の通り道で痛みが出る症状を指します。
痛みの感じ方も様々で、患者さんによって表現が変わってきます。
・なんだかお尻が重たい感じがする
・張った感じが続いている
というレベルから
・ナイフで刺されるような感じ
・焼かれたように熱い感覚がする
など重度のものがあります。
先日いらっしゃった患者さんは最初、
「常にナイフで刺されている感覚」というレベルでした。
坐骨神経痛の患者さんに対して施術をする際に、
原因は腰か?骨盤か?股関節か?と痛みが出ている周辺の問題を探したくなります。
実際にその周辺(例えば腰)にゆがみがあれば、調整することで多少は楽になるでしょう。
しかし、何で腰に負担がかかっていたのか?というところまで見ていかないと、
また負担がかかって歪みが戻りやすくなることがあります。
患者さんの身体をチェックしていくと、腰の歪みはあったけれど、それ以上に
足首に負担がかかっていました。
内臓疲労も強く、胃に負担がかかっていたので聞いてみると「暴食してます」とお答えが返ってきました。
人間の身体は寝ている最中に疲労が回復したり、壊れた部分が修復されます。
暴食し、胃に負担がかけると消化が遅くなり、寝ていても身体の疲労が回復出来なくなります。
何度か内臓疲労と足首の調整を繰り返していくと、
「感じようとすれば痛みはあるけど、楽に生活が出来る状態」の様です。
患者さんとしては痛い所を治療してほしいと思うし、
治療家としても痛みを治してあげたいので
ついつい患部に意識が向きがちですが、
体全体を通してみることの方が大字な場合も多々あります。
くじら整体院
http://kujirachiro.com/
住所:東京都調布市小島町2-46-1
TEL:042-449-6291
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2016年04月20日
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